最新のお知らせUpdates

一般

香蘭女学校創立130周年記念企画展に向けて(7)

1888年(明治21年)に英国国教会の宣教師たちによって建てられた香蘭女学校は、2018年に創立130周年を迎えます。

 

これを記念して、教職員、在校生、保護者、校友生をはじめ、香蘭女学校に連なるすべての方々が「香蘭女学校を再発見」できる場として、「香蘭女学校 創立130周年記念企画展(仮称)」を開催いたします。

 

来年その会場となります立教学院展示館では、この8月より来年の2月20日までの期間、ポール・ラッシュ生誕120年を記念し、企画展【わが人生、日本の青年に捧ぐ -知られざるポール・ラッシュ物語- 】を開催しています。

関東大震災直後の日本に、全壊したYMCA会館の再建のため米国聖公会の信徒の一人として渡ってきたポール・ラッシュは、立教大学で教鞭をとるとともに、聖公会のリーダー養成団体であるBSA(聖徒アンデレ同胞会)の日本支部を創設し、その活動場所として山梨県の清里を選定します。現在の清泉寮や聖アンデレ教会をはじめとした諸施設をポール・ラッシュは建設し、そこでの青年たちの活動をKEEP(Kiyosato Educational Experiment Project)と命名しました。そのKEEPの農場で現在は、香蘭女学校の中等科2年生が毎夏、酪農体験の校外活動を行っています。香蘭女学校の中等科2年生にとってポール・ラッシュは、「ポールさん」「ポールおじさん」と呼ぶほど親しい存在になっています。また、清里の清泉寮のすぐ裏手にあるポール・ラッシュ記念館には、香蘭女学校の女性宣教師からポール・ラッシュに送られた手紙も大切に保管されています。

カテゴリー
全て
一般
イベント
受験
アーカイブ