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東日本大震災を覚えて祈る第11回「東京-祈りの輪-」に参加

東日本大震災で被災された方々を覚えて東京都内のキリスト教学校の生徒や教職員が一堂に会して祈りを合わせる「東京-祈りの輪-」。2011年5月に第1回が開催されてからずっと続けられ、またその間も九州地震など多くの大災害によって被災された方々を覚えながら、この10月に第11回目を迎えました。
2011年3月11日の東日本大震災から6年7ヶ月が過ぎた10月14日午後、東京都内の多くのキリスト教学校の生徒、教職員が、女子聖学院中学校高等学校チャペルに集まりました。香蘭生も先生とともに参加しました。
女子聖学院チャプレンの木戸健一先生の司会によって開会、同じく女子聖学院チャプレンの高橋恵一郎先生の司式によって礼拝が始められました。パイプオルガンの奏楽は女子聖学院高校3年の生徒がつとめました。
讃美歌358番奉唱、聖書「ヘブライ人への手紙」4章14~16節朗読に続いて、女子聖学院高校宗教委員会書記の生徒によるキャンドル点火。そして次に3.11回顧として、被災した子どもの当時の作文を女子聖学院高校宗教委員長の生徒が朗読しました。
続いて、東日本大震災を覚えてキリスト教学校全体で作成した「共同の祈り」を全員で捧げ、そのあと讃美歌222番を奉唱して第1部の礼拝を終了しました。
引き続き第2部に入り、被災地支援活動を行っている学校の生徒からその取り組みについての報告があり、今回は女子聖学院高校「東日本大震災被災地ボランティア」に参加した生徒たちから映像を使っての報告がありました。
第3部は参加者全員が3つのグループに分かれ、それぞれのグループで報告と祈りの時を持ちました。各グループでは生徒が司会をし、まず各自自己紹介、そして各学校の取り組みなどを報告し合いました。そして最後に、グループ全員が順々に一人ずつ自分なりの祈りを捧げました。
分科会のあとは第4部として全員が各グループから戻り、まず女子聖学院中学校高等学校の木村徹朗副校長先生からお話がありました。最後に木戸先生による閉会の祈り、そして全員で「主の祈り」を捧げて、第11回「東京-祈りの輪-」は終了しました。
小雨模様で肌寒い日でしたが、お互いの交流によって心温まる場ができました。そのあたたかな場に於いて被災された方への祈りをともにでき、またお互いの学校の活動をそれぞれ知り得たことで、これからの自分たちの課題に向かって歩み出そうという思いがともに持てた第11回「東京-祈りの輪-」でした。

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