10月24日（火）に中等科1年生から高等科1年生を対象に、ＩＣＴ講演会を行いました。香蘭女学校では2015年度からICTセンター主催で毎学期1度情報モラルについての研修を開いています。今回はＬＩＮＥオフィシャルインストラクターの方をお招きし、「インターネットを使うときに気を付けること、考えること　～「楽しいコミュニケーション」を考えよう！～」というテーマでお話しいただきました。
初めにＬＩＮＥの紹介、そしてＳＮＳについての一般的紹介があったあと、「大切な人に想いを伝えるとしたらどのような手段で伝えますか？」などといった質問が生徒に投げかけられ、該当する選択肢に生徒が手を挙げる場面が続きました。その中で、人は特に目からの情報で相手を理解しようとする生き物であることが話されました。ＳＮＳは相手を理解するには情報が不足しているということでした。
では、どのようにＳＮＳを使うべきか。生徒2人が舞台に上げられキャッチボールをして見せました。それを通して、コミュニケーションはキャッチボールのようなものであることを皆で確認し、ＳＮＳも相手のことを注意深く考えてキャッチボールするものであると、説明されました。
続けて、友達に言われて嫌だと思う言葉は何かという質問が投げかけられ、ＳＮＳ上でもそれは同じであることが話されました。
中高生にとって身近な事例が紹介され、生徒たちは自分のＳＮＳの使い方次第で友達関係が良くなることも悪くなることもあるということを、改めて考えさせられました。話の中で何度も発せられた選択形式の問題について生徒同士で考える時間をその都度とって下さるなど、参加型の講演会であっという間の50分間でした。
ＳＮＳとの付き合い方を改めて見直す大切な機会となりました。