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中等科2年のバザー委員がユニセフハウスを訪問
今年115年目を迎える香蘭女学校のチャリティー・バザーの寄付先訪問の一環として、今年も中等科2年のバザー委員が10月24日、品川にあるユニセフハウスを訪問しました。
最初に職員の方からユニセフやユニセフハウスの説明を受けてから、館内の展示を説明を受けながら見てまわりました。「守るべき子どもの権利」のコーナーでは、世界中の子どもが「生きる権利」「守られる権利」「育つ権利」「参加する権利」が守られよう定められた「子どもの権利条約」に従って、乳幼児期・学齢期・思春期という子どもの成長過程(ライフサイクル)に合わせて、さまざまな分野での支援をユニセフがしているということを学びました。その展示の中で例えば、ネパールの子どもたちが川・池・井戸などから水を汲んで何時間もかけて家まで運んでくるという水がめを見たりしました。たまたま、ネパールからいらした方が一緒に見学していて、水がめの抱え方を実演して見せてくれました。また、戦争や災害から命からがら逃れてくる人たちを守るテントも展示されていて、テントの中にはユニセフの支援物資のサンプルが置いてありましたが、生徒たちはこのテントの中に入ってみたりもしてみました。最後にユニセフの歴史についても展示を前にして説明を受け、生徒たちはその働きの重みを改めて感じているようでした。
11月23日のバザーの収益金の一部はユニセフに寄付されますが、私たちの働きが少しでもこのユニセフの尊い仕事を通じて困窮を極めている世界中の子どもたちの役に立てればと、中等科2年のバザー委員は心から思ったようでした。