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この二学期も「学年礼拝」が捧げられています

香蘭女学校では毎学期一回ずつ、学年ごとに三光教会聖堂に於いて50分間の「学年礼拝」を捧げています。この二学期も、順々に行われており、学年によっていろいろと異なる礼拝プログラムを行っています。
 11月11日には、高等科2年生の学年礼拝が捧げられました。三光教会聖堂に学年全員が着席したらまず、高橋チャプレンによる「聖歌482番」の合図で、学年の生徒のオーガニストの伴奏によって聖歌が奉唱されました。続いて、学年の生徒の司式によって礼拝が始められ、全員で祈りのことばを唱え、さらに学年の生徒2人の朗読によって聖書「テサロニケの信徒への手紙」第1章5節~が読まれ、生徒たちは座ってその2人の朗読に耳を傾けました。そのあと黙想、諸祈祷があってから、今回の特別礼拝プログラムに入りました。
 今回の高等科2年生の特別プログラムは、夏休みの4種の活動に参加した4人の生徒たちからの各報告でした。
 最初は、北軽井沢の山荘「清香寮」での中等科1年生クラスごとの山荘生活で、厨房などのお手伝いボランティアに参加した生徒からの報告でした。4年ぶりに訪れた山荘で、改めて香蘭に連なる自分ということを実感した話をしてくれました。次は、第12回東日本大震災ボランティアに参加した生徒からの報告。プログラム全体を簡単に紹介したあと、特に心に重く残った石巻市大川小学校訪問の時に感じたことを率直に話してくれました。3番目は、聖路加国際病院ボランティアに参加した生徒からの報告。小児科で出会った子ども2人の感動的な逸話を語ってくれました。そして最後は、広島平和学習に参加した生徒からの報告でした。実際に現地を訪れ、被爆された方からお話を伺う経験を通して、自分が痛切に感じたことを話してくれました。
 どの報告も心のこもった内容と話しぶりで、思わず耳を傾けないではいられないものでした。
 そのあと祝祷を捧げてから、全員で聖歌562番を奉唱して、今学期の高等科2年の学年礼拝は終わりました。実り多き時間を祈りの中に過ごすことができました。

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