最新のお知らせUpdates

一般

第9回「東京―祈りの輪―」に生徒会役員が参加

2011年3月の東日本大震災で被災された方々を覚えて、東京都内にあるキリスト教学校の生徒と教職員が集って祈りを捧げる「東京―祈りの輪―」。2011年5月14日にその第1回目が銀座教会で行われて以来、毎年2回ずつ実施されてきました。そしてその第9回目が、この11月7日(土)午後、銀座教会ぶどうの部屋で開かれました。今回は今までのやり方とは異なり、生徒会役員など各学校を代表する生徒数名ずつに集まってもらうことになりました。香蘭女学校からは、高等科生徒会役員のうち書記と会計の2名の生徒が出席しました。
 今回の礼拝もこれまで同様、「東京―祈りの輪―」独自の式文を使って行われました。礼拝全体の司会は東洋英和女学院高等部の生徒が、礼拝の司式は女子聖学院高等学校の生徒がそれぞれ担当しました。礼拝の中では仙台から来てくれた宮城学院高等学校の生徒がキャンドルに点火をしました。そして玉川聖学院高等部・聖学院高等学校・国際基督教大学高等学校・桜美林高等学校の生徒と並んで、香蘭女学校高等科生徒会会計の生徒が礼拝の中の「祈祷の部」で特別の祈りを捧げました。最後に讃美歌312番を全員で歌い、黙祷をして礼拝は終わりました。
 続いて、被災地からの報告として宮城学院高等学校の生徒たちが、被災地からの現状報告と課題についてパワーポイントを使いながらレポートをしてくれました。続けて、参加各校から被災地支援の取り組みについての報告を行い、香蘭女学校の2名も活動報告をしました。
 そのあとはこれまでの「東京―祈りの輪―」同様、4つのグループに分かれてそれぞれの部屋に移動し、各グループで「私たちは何ができるのか」「どう関わり、寄り添えばよいか」「第10回『東京―祈りの輪―』で何をしたらよいか」というテーマで、それぞれ話し合いをし、そのあとグループ内の全員が順番に各自ひとことずつ祈りをささげました。なお、香蘭女学校からの出席生徒のうち生徒会書記の生徒は、そのグループの司会をつとめました。
 最後に全員が大礼拝堂に再び集まり、各グループの司会者(香蘭女学校の生徒会書記の生徒も)が話し合いの内容を簡単に報告した後、全員で「共同の祈り」をささげて、第9回「東京―祈りの輪―」は閉会しました。
 香蘭女学校はこれからも、他のキリスト教学校の皆さんとも手をとり合って、東日本大震災被災地の方々との交流を続け、また、亡くなった方々、苦難の生活を強いられている方々、その支援に懸命に当たられている方々などを覚えて、みんなで祈り続けてゆきます。

カテゴリー
全て
一般
イベント
受験
アーカイブ