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ナザレ修女会静想会に参加した生徒が礼拝で報告

既報の通り、10月31日から11月1日にかけて、日本聖公会のナザレ修女会の修道院に於いて、今年も高等科1~3年の生徒たち16名が参加して、静想会が行われました。その静想会に参加した高等科1年の生徒2名が、11月7日朝の全校礼拝でその報告を行いました。
 この日も登校した全校生徒がいつものように礼拝堂に集まり、8時15分より高橋宏幸チャプレンの司式により礼拝が捧げられました。詩篇に続き日課朗読奉仕の高等科3年生による「マタイによる福音書」第13章24~30節が朗読された後、2名の生徒が説教台でお話をしました。ナザレ修女会の修道院に到着して礼拝堂に入った時の静寂と礼拝堂ならではの特別な緊張した空気、クワイヤーとして礼拝堂で歌った時の感動、沈黙の食事による発見、マナ修女さまの深いお話とそこから考えたこと、翌日の朝の聖餐式に出席した時に感じた礼拝の緊張しながらも包まれるような喜び、午前中のセッションでグループごとに話し合った内容とその話し合いそのものの深さと楽しさ……。1人目の生徒は率直にこのような感想を語りました。そして2人目の生徒は、ナザレ修女会の礼拝に出席した時に思い、その後のセッションで話したこと、すなわち香蘭女学校の毎朝の礼拝が良い礼拝になっているか否か、ということについて、自戒も含めて、礼拝堂に会した全員に向けて疑問を心からのことばでもって投げかけました。
 生徒たちも教職員も、礼拝堂に集ったすべての人が、二人の率直かつ真剣な報告と訴えに、しっかり耳と心を傾けていました。
 生徒たちが学校での一つ一つの経験を誠実に行い、そこから自然と湧き出てきた意見を、香蘭のすべての人に向けてアピールする、このようなことが少しでも増えていってくれればと考えています。
 この日の礼拝はこのあとオーガニストの中等科2年生の伴奏によって聖歌402番を奉唱し、諸祈祷、そして聖歌567番を最後に奉唱して終わり、礼拝でのことばを各自心にとめながら各教室へ戻ってゆきました。

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