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礼拝でパレスチナの女性や子ども支援プロジェクトの紹介

12月1日に降臨節を迎える礼拝を捧げ、また同日クリスマスイルミネーション点灯式を終え、香蘭女学校はアドヴェント(降臨節)に入りました。そして翌2日朝の全校礼拝の中で、高橋チャプレンは、キリスト教の歴史に触れながら、このクリスマス週間の私たちの過ごし方について新たな問いかけをされました。
毎年のようにただ校内だけでクリスマスを祝うだけでなく、クリスマス本来のあり方に立ち帰って、他者へ向けて働きかけをする時にしたらどうか。そしてその中で、キリスト教の生まれた地であるパレスチナの問題を根本から考え直してみてみんなで行動を起こす時にしてみたらどうか。私たちはちょうど一学期の第1回宗教講話で「パレスチナ子どものキャンペーン」事務局長の田中好子さんによる「パレスチナとシリア難民の子どもたち 現状と支援」というお話をうかがって、パレスチナの子どもたちの現状を知らされたが、それをきっかけに活動を開始した生徒たちがいる。――と高等科2年と3年の2人の生徒を紹介されました。
この2人の生徒は、自ら田中好子さんの事務所を訪れ、田中さんたちがパレスチナの女性や子どもたちの支援を行っている話をうかがい、そこでパレスチナ刺繍に出会ったことを話しました。そこで高校生の私たちでもできる支援の活動として、パレスチナの刺繍品をクリスマス週間に校内で販売しようと考えたことを知らせてくれました。また刺繍のみでなく、リストバンド、クリスマスカード、しおり、ポーチ、バッグなども販売するので、是非一緒にお手伝いをしてほしいとの呼びかけを全校生徒に向けて行いました。
生徒の自発的な活動から始まる新たなクリスマス週間の取り組み。今後の継続的な活動に向けて、キリスト教の教えを教育の根幹に置いている香蘭女学校ならではの、意欲的な生徒たちの地道な活動が、いま始まりました。

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