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パレスチナの子ども支援の生徒が礼拝でパレスチナの現況報告
先に12月2日朝の全校礼拝の中で、パレスチナの女性や子どもたちの支援のためにパレスチナの刺繍品等をクリスマス週間に校内で販売しようと全校生徒に向けてアピールし、早速その活動を開始した高等科2・3年の2名の生徒は、12月12日の全校登校日の全校礼拝の中でさらに新たなメッセージを、パワーポイントの映像を使いながら伝えてくれました。
はじめに「今日ここで皆さんにお伝えしようと考えてきたことはあったのですが、新たな大変なニュースが報じられましたので、予定を変更した内容でお話ししようと思います。」と前置きをして、まずガザという場所がどこにあるか皆さんは知っていますか、という問いかけから話が始まりました。そして、先日アメリカのトランプ大統領が「今こそエルサレムをイスラエルの首都と正式に認めるべきだと判断した」と述べたというニュースについて、エルサレムの歴史に触れながらその発言の持つ問題点の解説をしてくれました。さらに、このトランプ大統領の発言を受けてイスラエルによって行われたガザ空爆、そしてデモ隊の衝突などの現実が伝えられ、これを聞いて全校生徒は現在のパレスチナの緊迫した状況を改めて認識することになりました。
その上で2名の生徒は、現在のパレスチナの大変な状況はいろいろな方法で映像などを通して知ることができるので、是非積極的にアクセスしてみてほしいとの訴えかけをしました。そして、この日もまた、パレスチナ刺繍などの販売をするが、さらにこのパレスチナのカードを使って東日本大震災被災地の方々へのカード送付に加えてほしい、そのためにカードを書く場所を筆記用具とともに売場の脇に設置するので是非来て買って書いてほしい、とのメッセージを投げかけました。