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全校で「クリスマス礼拝」を捧げました
12月16日、待ちに待ったクリスマス礼拝の日を迎えました。降臨節を迎える礼拝以後、アドヴェント・クランツに毎週1本ずつ灯を点してきましたが、この日はオルター・ギルドの生徒が礼拝堂の5本すべてのキャンドルに点灯して、イエスの誕生をお祝いする礼拝「クリスマス礼拝」を全校で捧げました。
まず聖歌81番を全員で歌う中、アコライト・ギルドの生徒たちの先導によるプロセッションが入堂しました。引き続き、高橋チャプレンの司式により礼拝が始まりました。日課聖書朗読(ルカによる福音書2章10~11節)に耳を澄まして、「マリアの賛歌」を皆で唱えた後、クワイヤーによる奉唱がありました。いよいよ生徒たちの奉仕によってクリスマス・パジェント(イエスの降誕劇)が始まりました。パジェントの中で、聖歌74番、110番を全員で歌うとともに、各学年が全員でクリスマス・キャロルを原語でそれぞれ奉唱し捧げました。
次に、高橋チャプレンからのクリスマス・メッセージがありました。昔自分がキリスト教や聖書やクリスマスに対してそんなの嘘だぁと感じていたこと、しかしそれは実は無責任であり傲慢であったと後にわかったこと、プレゼントは貰えなくてもプレゼントをあげることはできるんですねと語ったかつて出会った香蘭生のこと、どんな人でも自分にできることが必ずあるということ、そしてクリスマスという日はイエス・キリストの誕生日当日のように言われてきたが聖書には生まれた場所のことは書いてあっても生まれた日がいつかということは一行たりとも書かれていないこと、大切なのはキリストが生まれた日が何月何日というよりもイエス・キリストが生まれたということが一体どういう意味を持ち、どのようなメッセージを発信しているかということ。そして話の最後に、みんなへのプレゼントとして、実話をもとにして作られたタイで放映されたコマーシャルの感動的な映像を見せてくれました。この映像も含め、心に残るクリスマス・メッセージでした。
引き続き、聖歌102番を全員で奉唱する中、各自が自分の生活の中から少しずつ貯めてきたクリスマス献金が、各学年代表の生徒の手で捧げられました。そしあと諸祈祷、祝祷の後、聖歌83番を皆で歌うと同時にリセッションの退堂があって、2017年のクリスマス礼拝は無事終わりました。
≪各学年が英語によって奉唱したクリスマス・キャロル≫
中等科1年:「Away in a manger」
中等科2年:「O little town of Bethlehem」
中等科3年:「Once in royal David’s city」
高等科1年:「O come, all you faithful」
高等科2年:「The first Nowell」
高等科3年:「Angels from the realms of glory」