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二学期終業の感謝礼拝を全校で捧げました

ヒルダ祭、バザーだけでなく行事がたくさんあって目まぐるしく毎日が過ぎた二学期も、いよいよ終わりの時を迎えました。12月18日、二学期終業式の感謝礼拝を全校で捧げました。
聖壇のロウソクとともにアドヴェント・クランツにオルター・ギルドの生徒により灯が点された礼拝堂に、全校生徒が集まりました。
最初に降誕日の聖歌81番を全員で奉唱する中、アコライト・ギルドの生徒たちの先導でプロセッションの入堂がありました。引き続き、高橋チャプレンの司式によりお祈りのことばを唱え、青野高等科教頭による日課聖書朗読(「創世記」第12章1~4節)、そして2017年を終えるにあたって、鈴木校長の式辞がありました。この日の日課聖書として鈴木校長が選んだ旧約聖書「創世記」の「あなたは国を出て、親族に別れ、父の家を離れ、わたしが示す地に行きなさい。」 ということばにちなむお話でした。この12月で正規の授業を終え、3月には卒業式という、まさに旅立ちを控えている高等科3年生はもちろん、中高生活自体、人生の旅立ちの準備と言える。目まぐるしく変化を続けるこの現代にあって、もうすぐ年が改まる。そこで昔から例えば書き初めをしたように、一度立ち止まって新年の目標を考える。香蘭女学校にはいろいろなタイプの国際交流プログラムがある。自分に合ったプログラムを見つけて、自分に合った時期に、一度海外に出てグローバル社会の中に自分を開いてゆく、そんな目標を掲げてみるのも良いのではないか。鈴木校長のお話は、中等科1年生にもわかりやすい、新たな自分なりの挑戦の気持ちを抱かせてくれるものでした。
そのあと全員で校歌を歌い、諸々のお祈りを捧げたあと聖歌403番の奉唱とともにアコライト・ギルドの先導によるリセッションの退堂があって、2017年最後の礼拝は終わりました。礼拝後は各教室に戻って、二学期の最後のホームルームが持たれ、各担任から通知表が手渡されました。
いよいよ、冬休みです。翌日(19日)からは沖縄へ出かけての平和学習、そして翌々日(20日)からは山形・天元台での校外活動(スキー教室)も始まりますが、この冬休みに全校生徒がこの一年を振り返って、どのように生徒たちが一人一人新しい年を迎えてゆくのか。新年が楽しみです。

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