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三学期の始業感謝礼拝を捧げました
冬休みも終わり2018年を迎え、三学期がスタートしました。この1月6日には三学期の始業感謝礼拝が礼拝堂で捧げられました。
久しぶりに全校生徒と全教職員が一堂に会し、オルター・ギルドの生徒によって灯が点された聖壇を前に聖歌412番を全員で歌う中、アコライト・ギルドの生徒によって先導されたプロセッションの列が入堂し、高橋チャプレンの司式により礼拝が始められました。祈りの言葉に続いて日課聖書が井上中等科教頭によって朗読されました。日課は「エレミヤ書」第29章11~14節。
続いて鈴木校長の式辞がありました。今日の日課聖書としてご自身が選んだ箇所にちなんでのお話でした。皆さんは年の初めに書き初めをしたりすることがあるでしょう、とご自身の書き初め経験も含めてお話が始まり、その書き初めの中で、今年はこんな年にしようという決意の言葉を書いたりするもので、そのようにしてこの一年の目標を立ててみることも良いのではないでしょうか。物事の節目という言い方をよくしますが、その節目で一度立ち止まって、今までを振り返るとともに、これからの展望を思ってみることはとても大切なことです。札幌農学校のクラーク博士が青年よ大志を抱けと言われましたが、大きな志を持ってこの一年を過ごそうと思うことも大切なのではないでしょうか、とお話をされました。校長先生はまた、ご自身の好きな言葉の中に「思えば近づく」というものがあると言われ、強く心の中で思ったことは実現に近づいてゆくものです、と希望に満ちたメッセージを告げられました。さらにもう一つ別の話として、震災などの天災に備える話もされました。ちょうど前日、緊急地震のアラームがあちらこちらで鳴り響いたことを例に出し、2011年3月11日以来私たちは常に心掛けてきた天災に対する備えをもう一度一人一人心掛けるようにと話されました。
式辞のあとは、校歌斉唱、諸祈祷、祝祷を捧げたあと、聖歌420番を全員で歌う中アコライト・ギルドの生徒によって先導されたリセッションの列が退堂し、オルター・ギルドが聖壇の灯を消して三学期始業礼拝は終わりました。
このあと全校生徒は各教室に戻り、いよいよ2017年度最後の新しい学期が始まりました。