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「成人式感謝礼拝」を三光教会で捧げました

今年も「成人式感謝礼拝」を捧げる季節がやってきました。
1月8日は天気予報では雨の心配がありましたが、この礼拝が始まる時間はまだ成人式に相応しい天気で、晴れ着姿の第124回卒業生が、成人式感謝礼拝が行われる三光教会の聖堂に集まってきました。
15時の開式の鐘が鳴り終わるとともに、高橋チャプレンの司式によって感謝礼拝が始められました。祈りのことば、詩編第23編に引き続き、日課聖書(マタイによる福音書第7章7~12節)朗読に耳を傾け、そのあと全員で聖歌469番を歌いました。日課朗読も聖歌伴奏のオーガニストもともに第124回卒業生が晴れ着で奉仕しました。
次は高橋チャプレンの教話でした。まず、旧約聖書の初めに書かれている「人がひとりでいるのは良くない」という言葉に触れて、お互いに助け合い寄り添い合いながら生きる存在である私たちのあり方を問われました。そして、1915年に作られ、後に黒澤明の映画「生きる」の主題歌にもなった「ゴンドラの唄」の中の「明日の月日のないものを」「今日はふたたび 来ぬものを」という歌詞を出して、20歳の今に心を込めて生きることの大切さを話されました。さらに、今という時を年齢に関係なく共に生きていることを大事にしてほしいと訴えられ、最後に映画「風と共に去りぬ」の最後のシーンでスカーレット・オハラが言う「Tomorrow is another day」を成人式にあたって贈る言葉として第124回卒業生に捧げて教話は終わりました。チャプレンの愉快な冗談に時折どっと笑いながらも、真剣な表情で食い入るように教話を聞いていた卒業生の姿が印象的でした。
このあとマリヤの賛歌、諸祈祷、主の祈り、祝祷と続き、最後に聖歌521番を歌って感謝礼拝は終わりました。
引き続き、会場を三光教会会館に移して茶話会となりました。華やかな雰囲気の中で成人式感謝礼拝の一日が終わりました。

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