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中等科でGTEC for STUDENTS、高等科で学力テストを実施
三学期に入り、現在の学年の総まとめの時期に入ってきました。2月上旬には、中等科と高等科で別々にそれぞれの実力を測るテストが実施されました。
香蘭女学校では長年、学力の客観的な指標を得るために各学年で毎年学力テストを複数回実施しています。そしてこれからは2020年度の大学入試変更も含め、より一層主体的で総合的な学力が求められます。そのため学力テストのあり方も見直し、今年度から中等科の学力テストは、より広範な力が求められるものに変わりました。
2月3日には、一学期の6月に引き続きGTEC for STUDENTSのテストが中等科で実施されました。近年、英語の「聞く」「話す」「読む」「書く」の四技能を総合的に育成することが求められています。また、2020年から施行される大学入学希望者学力評価テストでも、英語では四技能を重視する出題が検討されています。さらに香蘭女学校に関しては、立教大学関係校推薦において、CEFR B1レベル以上の英語に関する能力を有することがその推薦条件に含まれており、これはGTEC for STUDENTS(Advanced)+GTEC for STUDENTS Speaking Testの合計スコアが815点以上に相当し、この点数があってはじめて推薦基準の1つをクリアすることになります。今後の大学入試制度改革の動向、英語を使ってさまざまなことを学ぶ力が求められる中で、香蘭女学校の英語教育の中で培った技能が測定できるテストを、中等科1年生の2月から始めて、高等科2年まで各学年で実施しています。今回実施した中等科では、その英語レベルに合わせて1・2年ではGTEC for STUDENTS(Core)、3年ではGTEC for STUDENTS(Basic)を実施しています。特に中等科1年生は入学後初めてのGTEC受検でした。なお、四技能の残りの一つのテストであるGTEC for STUDENTS Speaking Testは、また日を改めて実施します。
一方、高等科では2月6日に学力テストが実施されました。このテストによって、大学入試を視野に入れて現在のそれぞれの実力を測り、自身の進路へ向けての学習の見直しを図ることになります。