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三学期の学年礼拝が三光教会聖堂で行われています

各学年が学期に1回、三光教会聖堂で捧げている50分間の学年礼拝。新しい年を迎えたこの三学期の学年礼拝も1月10日より始まりました。学年礼拝は、学年によっていろいろと異なる礼拝プログラムを工夫して捧げています。
2月21日は、中等科2年生の学年礼拝でした。まず、宗教委員の生徒のオルガン伴奏によって聖歌482番が奉唱されました。学年礼拝は高橋宏幸チャプレンの司式によって進められることが多いのですが、学年によっては生徒が司式をつとめることもあります。中等科2年生の学年礼拝では今学期も、宗教委員の生徒が礼拝前半の司式をつとめました。祈りのことばや詩篇121編の交唱など、宗教委員の司式に従って全員で唱え、さらに別の宗教委員の生徒の朗読によって日課の新約聖書「コリントの信徒への手紙 一」第1章27節~29節が奉読され、生徒たちは座ってその朗読に耳を傾けました。そのあと今回の学年礼拝の特別プログラムに入りました。
今回の中等科2年生の礼拝プログラムは、4クラス8人の各宗教委員がこれまでの人生における聖書と自分との関わりについてそれぞれお話をし、それを学年全員で分かち合うという内容でした。
宗教委員の司会によって始められたこのプログラムは、それぞれが自分の具体的な体験が、出会った聖書によって勇気づけられたり納得させられたりしたことを、その聖書の箇所を紹介しながらお話しするものでした。それぞれが、自分がマイナスにとらえていた自分の一面を、聖書のことばによって決してマイナスではないのだと背中を押してもらったり、人間関係に於ける辛いことを聖書のことばによって和らげてもらえたり、人前ではなかなか話せないようなことを、勇気を奮って学年全員の前でマイクを通して話してくれました。学年の生徒にとっては、その勇気に感心するとともに、自分と照らし合わせてみて共感する部分がたくさんあり、手許の自分の聖書をお話と同時に開きながら、仲間と自分が共にこの場で生きていることを実感できる時間となったようです。そのお話のあと短時間ではありましたが、生徒全員が、お話ししてくれた宗教委員と同じように、自分と聖書との具体的な関わりの経験を、周りに座っている友達と交換する時間も持ちました。
後半の司式を高橋チャプレンに交替し、諸祈祷があってから、主の祈り、祝祷を捧げ、最後に生徒のオルガン伴奏で聖歌308番を奉唱して、今学期の中等科2年の学年礼拝は終わりました。
学年の生徒全員が、実り多き時間を祈りの中に過ごすことができました。

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