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中等科「SE学習」発表会が行われました
香蘭女学校オリジナルの選択授業であるSE学習。その中等科2年生の一年間の学習成果を披露する発表会が3月2日、前日に行われた中等科3年生の発表会に引き続き同じ礼拝堂で行われました。
SE学習担当の学年の先生の司会によって始められたこの会は、開会のお祈りを捧げたあと、それぞれの講座の発表に入りました。この日発表を行ったのは、全13講座のうち6講座。「音楽」「箏曲」「囲碁~考える力を養う“囲碁ガール”」「華道」「茶道」「剣道」の各講座でした。
「音楽」講座の発表は、まずピアノの3人連弾から始められました。トランペット、トロンボーン、ホルン、クラリネット、キーボードの合奏が続き、最後に講座受講者全員でリコーダーの演奏を行いました。
「筝曲」講座の発表は、グループに分かれて、親しみやすいレパートリーを演奏しました。
「囲碁~考える力を養う“囲碁ガール”」講座の発表は、映像を駆使して、囲碁とはどのように対局を進めてゆくものなのか、その魅力が十分に伝わるように説明をしました。
「華道」講座の発表は、2つのグループに分かれて、池坊の基本を守りながら、自分たちのオリジナルデザインの生け方で、みんなの前で生けてみせました。
「茶道」講座の発表は、全員が浴衣で登場し、映像で基本的なことを紹介するとともに、舞台上では茶会の流れをコンパクトに見せてくれました。
最後に「剣道」講座の発表は、防具をつけて練習風景をキビキビと再現し、この発表をもって、今年度の中等科2年SE学習発表会を終えました。
普段見ることのできない自分が受講していない講座の様子をこの発表会で垣間見た生徒たちは、目を輝かせて友人の発表に見入っていました。そして、惜しみない拍手を送っていました。と同時に、発表する生徒たちも実に真剣に、生き生きとその成果を見せてくれました。
自ら学ぶことを追求する香蘭女学校のSE学習。その目的が少しずつ実を結んでいるようです。