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全校登校日礼拝で青野高等科教頭から学期末の心得
三学期の期末テストを終え、ほっとひと息ついた生徒たちが次に登校したのは、全校登校日でした。この日は期末テストがすべて返却される日です。
この全校登校日礼拝では毎学期、学期末やそれに続く長期休暇の過ごし方について先生からのお話があります。今回は青野高等科教頭からのお話がありました。
青野先生からのお話の最初は、学期末に期末テストが返される時というのは、この学期を反省するということなのでしょう、という問いかけから始まりました。そして、反省するというのは、振り返って噛み締めることと言い換えたいと話されました。楽しかったこと、悲しかったこと、自分のこと、周りの人のこと、直接は知らないけれどつながりのある人のことなどを、振り返って噛み締めることなのです。
また、振り返ることは新たなスタートを切ることでもあります。そしてこの日は、何故?と考えてみる日です。何故?というのは、何が一番やりたかったんだろう?ということなのです。やりたいと思ったことに本気で踏み込んだだろうか。集中・熱中・夢中・没頭できたこと。自分のこと、出会った人のこと。悩みの時期にある発展途上の現在進行形を生きている私たちは、少しずつ、いやむしろ、少しずつが良いから、自分と人を許したり守ったりして、それぞれの出会いを深くしていってほしい、丁寧にゆっくりじっくりと生きてほしい。
青野教頭先生のお話は、中高生という青春のこの激動の時期を、楽しみながら、また苦しみながら暮らしている生徒たちにとって、ホッとさせられるとともに、元気が出るメッセージでした。
もうすぐ、2017年度も終わりを迎えます。