香蘭女学校の春は、アプローチをはじめとして校内あらゆる所に咲いたサクラの花が散ると、葉桜へと向かうサクラの樹の足元で、ツツジの花が一斉に咲き始めます。今年は他の花たちと同様、例年よりも早くツツジの花があちらこちらで開き始めました。
校門からアプローチを望むとすぐに真っ赤な花のツツジが見えますが、しばらくアプローチを左右のツツジの花を見ながら歩いてゆくと、右側に大きなツツジの樹があり、淡紅色に白い縁取りのある大きな花でいっぱいになっています。オオムラサキの枝変わりの曙です。
このほか白い花のもの、濃いピンク色の花のものなど、学校じゅうがツツジの花で溢れかえっています。
さて、その時期の他の樹の花を眺めてゆきましょう。築山に足を踏み入れて、校庭沿いに進んでゆくと、ノイバラの樹の白い花が目に付くようになりました。
また、築山の一番奥、体育館棟の西側の斜面には、ヤマボウシの樹に白い花が咲き始めています。今年は例年よりもかなり早く咲き始めています。