今回は、このゴールデンウィーク前後に校内に咲く花のうち、ちょっと見つけにくいものをご紹介しましょう。
目立つ位置にある樹でありながら、その花にはなかなか気づかないのがモミノキ。11月末からクリスマスツリーとなるアプローチ突き当り手前にあるモミノキには、薄黄色い色の雄花が枝々に咲き始めています。
そのモミノキの左側から築山に足を踏み入れて行くと、築山の中央あたりでナンテンの樹にも花の蕾が小さく付いているのが見えます。
こちらはもう少し見つけやすい花ですが、体育館棟のフローラル・ガーデンの棚には、今まで咲いていたムベに代わってハゴロモジャスミンの可憐な白い花が、競い合うようにして咲き始めていました。
生徒も含めあまり人が足を踏み入れない管理棟の南側では、まずクンシランの派手な赤い花が目を惹きます。そして今年もカラーの白い大きな花が咲きました。ともに校務職員さんが丹精込めて世話をしている花です。
最後に小さい花を一つ。築山に足を踏み入れて行くと、小さなニワゼキショウの薄紫色の可憐な花が咲き始めていました。
なかなか見つけにくいこれらの花たちも、毎年必ずきちんと咲いて、自分の晴れ姿をそっと見せてくれています。