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高等科3年生が国立劇場歌舞伎鑑賞教室で観劇
高等科3年生は例年6月に、国立劇場の歌舞伎鑑賞教室に出かけて、普段なかなか観ることのできない歌舞伎を観劇します。今年も6月5日午後、高等科3年生は全員が三々五々学校から国立劇場へ出かけて行きました。
今年の演目は、河竹黙阿弥=作「連獅子」。二匹の獅子が踊る場面が余りにも有名なこの演目を、若手の元気な演技で披露してくれました。出演は中村又五郎(狂言師右近後ニ親獅子の精)、中村歌昇(狂言師左近後ニ仔獅子の精)、中村隼人(浄土の僧遍念)、中村福之助(法華の僧蓮念)ほかの配役でした。
坂東巳之助による解説「歌舞伎のみかた」も楽しく、今年は久しぶりに生徒2名が舞台に上げてもらえて、巳之助から直接演技の指導を受ける機会をいただきました。また芝居が始まってからは、目の前の舞台で演じられる役者たちの姿に引き込まれていました。今回の演目はストーリーがわかりやすく、生徒たちがすぐに歌舞伎に馴染む要素に溢れており、また役者の演技も素晴らしく、みな芝居見物を堪能していました。
生まれて初めて本物の歌舞伎に触れた生徒も多くいましたが、みな一気に歌舞伎ファンになったようです。
(下の写真のうちチラシは、国立劇場の公式チラシより)