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立教大学理学部体験ツアーが実施されました

立教大学のご厚意により、香蘭女学校の生徒対象で理学部体験ツアーが7月6日午後に実施されました。中等科1年生から高等科の生徒まで多くの生徒が参加しました。
まず、理学部長の北本俊二教授から、理学部とはどのような学部なのか、卒業後はどのような就職をしているのか、などのお話がありました。そして、理科や数学が好きな人が是非理学部へ来てほしいとおっしゃいました。その「好きな人」というのは、問題が解けるということではなくて、問題を考えることが好きな人、物や自然現象を理解することが好きな人、謎を解き明かすことが好きな人、実験が好きな人、数式の意味を知ることが好きな人、のことをいうのですよ、と付け加えられました。また、今年3月開催のサイエンスインカレで理学部化学科2年生の女性の立大生が「サイエンスインカレコンソーシアム奨励賞」DERUKUI賞を受賞した話、さらには実際に理学部の授業でやっている内容などを、わかりやすく話してくださいました。
次に、理学部化学科の箕浦真生教授が「香蘭女子が今知っておくべきこと」というテーマでお話をしてくだいました。お話の3本柱は、「1.香蘭生の今、考えておくこと」「2.科学とは?研究とは?」「3.『研究』に必要な7つの事柄」でした。そして、香蘭卒業までに、時間的精神的肉体的に打ち込める10人に1人の才能や技術を3つ(=好きなこと)を探せるように、とアドバイスをしてくださいました。そのほか、立教大学スーパーグローバル大学構想の話など、興味深い話を多岐にわたってしてくださいました。
お話のあとは、実験室に移動して、楽しい理科実験を経験しました。
魅力あふれる理学部の体験ツアーは、生徒たちにとって実に興味を膨らませるひとときとなりました。

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