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猛暑日続く夏休みに入ってすぐ校内に咲いた花
今年の夏休みは、前例のない暑さの毎日で始まりました。毎日が猛暑日と熱帯夜で、私たち人間には身体にこたえる天候続き。しかし、香蘭女学校校内の自然はへこたれることなく、毎年と同じ歩みをしっかりと見せてくれています。
夏休みに入ってから最初に咲き始めた花は、校門を正面から見て右上の築山にあるムクゲの樹に咲いた美しい花でしょう。日に日に一輪ずつ可憐な花が開いています。
築山の真夏の花の一つに、カノコユリがあります。夏休みに入って蕾を膨らませていましたが、ついに7月23日に今年は開花しました。カノコユリは漢字で書くと『鹿の子百合』。花びらに紅色の鹿の子絞りのような模様が入っていることからこの名がついていますが、見事な色合いで目を引きます。
ムクゲやカノコユリなどを観察しながら校内を散策していると、耳に入ってくるのはミンミンゼミの大合唱です。校内には樹がことのほか多いので、蝉たちも構わず近くまで舞い降りて来てミンミン鳴いていることもあります。今日も、ちょうど目の前の樹の枝に止まって盛大に鳴き始めました。
目に入るもの、耳に入るもの、すべてが真夏。暑い夏休みです。