最新のお知らせUpdates
郡山の幼稚園をお迎えして山荘受入ボランティア行いました
この夏も、東日本大震災の被災地の方々を北軽井沢の香蘭女学校山荘「清香寮」にお迎えする「山荘受入ボランティア」を行いました。2012年夏に始まって以来、今回で5回目となります。
今夏お迎えしたのは昨年夏に引き続き、福島県郡山市麓山のセントポール幼稚園の皆様9名です。2011年3月11日の東日本大震災福島第一原発事故の放射能の影響を受け、何年間も放射線量が高く、セントポール幼稚園とその周辺は郡山市の中でも特にその値が高かった所です。除染した残土が幼稚園周辺の各戸の周りについ最近まで積み上げられ、幼稚園の園庭の入れ替えした土の下にも同じく残土が埋まっていました。近くの公園へ園児たちが散歩に出かけることもいまだにできず、親御さんの苦悩は限界ギリギリに来ていました。
この皆様を浅間山麓の落葉松林に囲まれた北軽井沢山荘へお招きし、少しでもリフレッシュしていただけるように香蘭の生徒たちがおもてなしをするプログラムが、昨年からの新たな「山荘受入ボランティア」です。
8月2~5日の3泊4日、幼稚園の園児、ご家族、卒園児とそのご家族が、今回このプログラムに参加してくださいました。
到着後すぐに開会礼拝、そして名札作りから始まり、スライム作り、グランドでの鬼ごっこ・だるまさんが転んだ・ドッジボール等で子どもたちと香蘭の生徒との仲が一気に深まりました。
2日目は午前中が浅間牧場、午後は石田観光農園での野菜収穫、山荘に戻ってからはバーベキューを楽しみました。
3日目は子どもと大人は別プログラム。子どもは今回の記念の品作りや水鉄砲遊びなど、大人は旧軽井沢散策を楽しみ、夜はスイカ割り、花火を楽しみました。
香蘭の生徒たちがシェフとともに作る毎回の食事は楽しいバイキング形式。美味しいと大評判でした。
郡山のセントポール幼稚園の皆様との関係が、素晴らしい4日間の共同生活によって今年も順調にスタートできました。