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夏休み後半に入って酷暑の香蘭女学校校内の自然風景
これまでに経験したことのない暑さという新たな用語が天気予報で毎日のように聞かれるこの夏休みですが、猛暑日と連続発生する台風とに毎日を翻弄される私たちの周りで、自然の営みはどのように行われているのでしょうか。
香蘭女学校校内の植物を眺めてみましょう。夏は花の咲く草木が少ないのですが、毎年と同じようにこの時期に咲く花たちは確実に咲いています。既にお知らせしたものとしては、ビカステス記念館のイングリッシュガーデンの池にあるスイレンの花、そのすぐ近くにあるサルスベリの樹のピンク色の花、築山奥の体育館棟近くのカノコユリの花などは、相変わらず咲き誇っていますが、それ以外に8月下旬に咲いた花は、体育館棟西隣にあるサルスベリの白い花です。この花は、ピンク色のサルスベリよりも毎年かなり遅れて開花するのですが、今年も夏休み終りになってようやく咲き始めました。
夏休みの初めから築山や西のお庭に見られるようになったのは、エノコログサ。通称ネコジャラシと呼ばれるこの草が見られ始めると、秋が少しずつ近づいてきていることを知ります。
植物だけでなく、虫たちもいろいろと飛来します。この季節の代表はセミでしょう。東京のセミは、近頃はミンミンゼミが大半を占めるようになりましたが、校内は大樹が多いので、たくさんのセミがその幹に止まって鳴いています。
このほかに、いろいろな種類の蝶やバッタやトンボが校内あちらこちらを飛び回っています。