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父母の会「第2回紫苑の会」は卒業生・上橋菜穂子さんの講演
清涼の候、秋風爽やかな季節となり、皆様には健やかにお過ごしのことと存じます。
さて、第2回紫苑の会では130周年記念にふさわしく香蘭女学校の卒業生(89回生)でいらっしゃる作家の上橋菜穂子さんをお招きし、ご講演していただくことになりました。上橋菜穂子さんの作品が織りなす素晴らしい世界観に近づけるまたとない貴重な機会になるものと存じます。
今年度も、在校生の皆さんもご一緒に参加できます。ぜひお嬢様、ご家族の皆様もお誘いあわせの上、お出かけくださいますようご案内申し上げます。
なお、父母の会の催しでございますので、会員の皆様とご家族の方々までのご参加とさせていただきます。ご理解の程、宜しくお願いします。
記
~創立130周年記念~
上橋菜穂子 『夢見て、歩いて ―香蘭からの遙かな道―』
開催日 : 2018年11月10日(土)
時 間 : 開場 13:00 開演 13:30
場 所 : 香蘭女学校礼拝堂
【プロフィール】
上橋 菜穂子 (うえはし なほこ)
作家・文化人類学者。1962年東京都生まれ。香蘭女学校高等科卒業(89回生)。立教大学卒業。同大学大学院博士課程単位取得(文学博士)。専門は文化人類学。オーストラリアの先住民アボリジニについて研究している。現在、川村学園女子大学特任教授。
1989年『精霊の木』で作家デビュー。主な著書に『精霊の守り人』から始まる「守り人」シリーズ、『狐笛のかなた』、『獣の奏者』、『鹿の王』、『隣のアボリジニ』、『物語ること、生きること』、『明日は、いずこの空の下』、『ほの暗い永久から出でて』(往復書簡)、『物語と歩いてきた道』などがある。『精霊の守り人』は綾瀬はるか主演で、NHK放送90周年大河ファンタジードラマとして3年にわたって放送され、その他の著書もアニメや舞台化されるなど様々な展開がなされている。著書の国内発行部数は総計で1150万部を越え、海外でも10の言語に翻訳されて、米国でバチェルダー賞を受賞するなど高い評価を得ている。路傍の石文学賞、巌谷小波文芸賞、野間児童文芸賞、本屋大賞、日本医療小説大賞など、受賞多数。2014年に「小さなノーベル文学賞」と称される国際アンデルセン賞作家賞受賞。
◇ 「紫苑の会」は、一般公開はしておりません。
(写真は左から、上橋菜穂子さん【写真:小池博】、昨年の第2回紫苑の会の会場の様子)