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二学期最初の「夕の礼拝 ―ヒルダ祭を覚えて―」
香蘭女学校では毎週金曜日の夕方に、「夕の礼拝」を三光教会聖堂に於いて捧げてきましたが、今学期からは1~2ヵ月に一回、学校行事等に合わせてその行事を覚えて祈るという形にしてゆくことになりました。
その第1回の「夕の礼拝 ―ヒルダ祭を覚えて―」が、9月21日(金)の夕方に捧げられるました。
既に、「夕の礼拝」のちょうど一週間前の9月14日朝の全校礼拝の中で、高等科2年生の2名の宗教委員が全校生徒へ、「夕の礼拝」の存在意義を話すとともに、多くの生徒の参加を呼びかけました。
さらに、翌週の朝の全校礼拝では、クリスチャンとして青年の頃どのように礼拝に参加し始めたかを、甲斐雅也先生と中島薫先生が率直にお話しし、「夕の礼拝」へのいざないをしました。
当日は、60名以上の生徒のほか教職員や三光教会の信徒の皆様などが参集し、大勢の出席による礼拝となりました。
高橋宏幸チャプレンの司式で始まった礼拝は、高等科2年の奉仕生徒による第一日課の旧約聖書朗読、第二日課の新約聖書朗読、そして同じく高等科2年の奉仕生徒のオルガン伴奏による聖歌(36番、521番)など、生徒が礼拝奉仕に積極的に参加する形で進められました。
初めてこの「夕の礼拝」に参加した生徒も多くおり、途中で唱える使徒信経や、跪きなどに少し戸惑いを見せたりしながら、新鮮な気持ちで礼拝に参加していました。
教話は三光教会の神崎和子司祭でしたが、多くの香蘭生の礼拝参加に素直に喜んで聖書の温かいメッセージを話されました。
礼拝後は、三光教会会館に場所を移し、お菓子とお茶で楽しく語らう短い茶話会の時を過ごしました。