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卒業生・旧教職員などの「逝去者記念礼拝」を捧げました

教会の暦に、諸聖徒日(11月1日)、諸魂日(同2日)という日が定められています。諸聖徒日や諸魂日は、すでにこの世を去って神のもとに召されたすべての人々を思い起こして祈ります。教会や墓地では、この日あるいは11月に逝去された人々を記念する(思い起こす)礼拝が行われています。
香蘭女学校の卒業生の同窓会である校友会でも毎年11月に、この一年の間に逝去された卒業生・旧教職員・在校生のためにお祈りをする、「逝去者記念礼拝」をささげています。今年は11月9日に三光教会の聖堂で、ご遺族の方々も含め100名にも及ぶ出席者を得て、香蘭女学校チャプレンの高橋宏幸司祭の司式により捧げられました。
礼拝の中では、この一年間に亡くなられた方々のお名前を挙げて、覚えました。
11月23日は116年目のバザーが開催されましたが、このバザーは学校と校友会が手をとり合って続けられた伝統行事であり、香蘭女学校にとってこの日は校友生のホームカミングデーでもあります。校友生の中でもたくさんの回生の方々がそれぞれ、今年もこのバザーで手作り品を中心としたお店を出されました。現在の学校に集う私たちが香蘭の歴史を作ってきてくださった校友生に感謝し、また同時に校友生の方々が現在の香蘭に集う私たちを支え続けてくださる。バザーはそのような香蘭女学校の心温まるあり方を象徴するものと言えましょう。
そしてバザー前の毎年11月にささげられるこの逝去者記念礼拝も、永眠された方々を通して香蘭女学校という一つの家族を、そしてその命の繋がりを確かめ合う時になっているのでしょう。

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