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降臨節を迎える礼拝を捧げアドヴェントに入りました
教会の暦は、12月2日(降臨節第一主日)から降臨節に入りました。
クリスマス(降誕日)までの四週間を降臨節(アドヴェント)と言い、昔からイエス・キリストの降誕を心静かに待ち望む期間としています。香蘭女学校では毎年、クリスマス四週間前の降臨節第一主日直前の金曜朝の礼拝を「降臨節を迎える礼拝」として、毎日の礼拝とは異なる特別の礼拝を捧げています。なお今年は、この日が使徒聖アンデレ日でもあるので、その礼拝も兼ねて捧げられました。
今年度は11月30日。この日の朝の全校礼拝は「降臨節を迎える礼拝」として捧げられました。高橋チャプレンの司式により始められた礼拝は、初めに礼拝奉仕の生徒によって降臨節の謂われや物語が語られました。そして使徒聖アンデレ日の聖歌216(1)番を全員で歌っている最中に、オルター・ギルドの生徒によってアドヴェント・クランツの1本目のろうそくに灯が点されました。続いて礼拝奉仕の生徒によって、旧約聖書(イザヤ書2章4節,60章1~3節)が読まれ、使徒アンデレ日特祷、主の祈りのあと、礼拝奉仕の生徒による降臨節の祈り、アッシジの聖フランシスの祈りが捧げられました。祝祷の後、降臨節の聖歌69番が歌われ、その最中に聖壇とアドヴェント・クランツの1本のろうそくの灯がともにオルター・ギルドの生徒によって静かに消されました。
アドヴェント・クランツのろうそくは、一週毎に2本目、3本目と点されます。灯が点されるたびに、待ち侘びているキリストのクリスマスが一歩一歩近づいてゆきます。