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全校で「クリスマス礼拝」を捧げました
12月17日、待ちに待ったクリスマス礼拝の日を迎えました。降臨節を迎える礼拝以後、アドヴェント・クランツに毎週1本ずつ灯を点してきましたが、この日はアコライト・ギルドの生徒が礼拝堂の5本すべてのキャンドルに点灯して、イエスの誕生をお祝いする礼拝「クリスマス礼拝」を全校で捧げました。
まず聖歌81番を全員で歌う中、アコライト・ギルドの生徒たちの先導によるプロセッションが入堂しました。引き続き、高橋宏幸チャプレンの司式により礼拝が始まりました。日課聖書朗読(ルカによる福音書2章10~11節)に耳を澄まして、「マリアの賛歌」を皆で唱えた後、クワイヤーによる奉唱がありました。いよいよ生徒たちの奉仕によってクリスマス・パジェント(イエスの降誕劇)が始まりました。パジェントの中で、聖歌74番、110番を全員で歌うとともに、各学年が全員でクリスマス・キャロルを原語でそれぞれ奉唱し捧げました。
次に、高橋チャプレンからのクリスマス・メッセージがありました。子どもの頃、サンタクロースはこの世にいると信じていたことから話は始まりました。我が家には煙突はないのに不思議だなあ、どうして毎年私の欲しいものがわかるのかなあ、とは思っていたものの、サンタクロースの存在は信じていました。ところがある年からサンタクロースは来なくなりました。楽しみにしていたプレゼントが来なくなりました。でも、私たちはサンタには来てもらえなくても、一人ひとりがサンタになることはできるということを、実話をもとにして作られたタイで放映されたコマーシャルを例に出してお話ししてくれました。
引き続き、聖歌102番を全員で奉唱する中、各自が自分の生活の中から少しずつ貯めてきたクリスマス献金が、各学年代表の生徒の手で捧げられました。そしあと諸祈祷、祝祷の後、聖歌83番を皆で歌うと同時にリセッションの退堂があって、2018年のクリスマス礼拝は無事終わりました。
≪各学年が英語によって奉唱したクリスマス・キャロル≫
中等科1年:「Away in a manger」
中等科2年:「O little town of Bethlehem」
中等科3年:「Once in royal David’s city」
高等科1年:「O come, all you faithful」
高等科2年:「The first Nowell」
高等科3年:「Angels from the realms of glory」