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全校礼拝の中で「沖縄平和学習」参加生徒が報告しました
先にこのホームページでもご報告しましたように、12月に2年目となる「沖縄平和学習」が実施されました。
年が明けて1月24日と25日の朝の全校礼拝の中で、その参加者が全校生徒に向けて報告をしました。
行程に合わせて、訪問した場所それぞれの紹介と説明、さらにそれぞれの場所で感じたこと、考えたこと、また普天間高校の生徒たちとの交流会を通して考えたことなどを、それぞれ自分のことばで丁寧に報告してくれました。
最後に「沖縄基地問題 考えられる争点」として、「1.このまま普天間に置いておくべき」「2.辺野古へ移設すべき」「3.そもそも日本に基地を置くべきではない」「4.本州など、沖縄ではない場所に置くべき」という4つの選択肢を全校生徒に提示し、単に報道などに動かされるのではなく、正確な知識と歴史認識を持った上で十分な議論をすることへの道しるべとなる問題提示をしてくれました。
昨年度から始まった2回目の「沖縄平和学習」でしたが、次年度の第3回に向けての参加のお誘いになったのは勿論のことですが、同時に、日常の継続的な学習と議論の必要性を全校生徒に向けて訴えてくれたことは、これからの香蘭女学校の生徒たちが学校生活の中で考え話し続けてゆくべき大切なテーマ提示となりました。