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仕事を引き継ぐ伝統 - ヒルダ祭運営委員とICT委員
2月8日のショートホームルームの時間、中等科3年生全員が礼拝堂に集まって、高等科1年生からすることのできる委員会の委員の説明会がありました。
最初にヒルダ祭委員会の高等科1年生の運営委員から、ヒルダ祭運営委員へのお誘いの説明がありました。香蘭女学校の文化祭であるヒルダ祭には、各クラスから2名ずつがなるヒルダ祭実行委員と、高等科1・2年生18名からなるヒルダ祭運営委員とがあります。後者の委員は、ヒルダ祭の実質的運営責任者であり実務者でもあります。新高等科1年生の希望者から8名が選ばれ、任期は2年間です。パートとしては総務、会場、会計、模擬店、ポスタープログラムの5つがあります。これに選挙で選ばれる高等科1年生のヒルダ祭運営副委員長、高等科2年生のヒルダ祭運営委員長が加わります。
各運営委員からは、仕事内容、忙しさ、部活動との両立など、中等科3年生が疑問に思うようなことを前もって説明してくれました。
引き続き、高等科1年生のICT委員から、ICT委員へのお誘いの説明がありました。ICT環境が早くから整えられている香蘭女学校では、高等科1年生以上の生徒から構成されるICT委員会の委員が、全校生が持っているiPadの使い方、情報モラルなどについて、自主的に考えて発信してきました。これまで3年間iPadを校内で使用してきた中等科3年生にとって、今度は自分たちがその中心となって情報機器の使い方や注意点について議論し、伝える役割を担うことになります。ICT委員は、新高等科1年生の希望者がなります。
このようにして、香蘭女学校では自分たちが主体的につとめてゆく委員の仕事を、上級生から下級生に丁寧に引き継いでゆく伝統があります。