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第127回高等科卒業感謝礼拝を捧げました
3月15日、高等科第127回生の卒業感謝礼拝ならびに卒業証書授与式を行いました。卒業生169名が香蘭女学校を巣立ってゆきました。
礼拝奉仕の生徒によって祭壇のロウソクに灯が点され、聖歌403番とともにアコライト・ギルドの生徒たちの先導によるプロセッションが入堂して高橋宏幸チャプレンの司式によって厳粛に始まった感謝礼拝。聖書は青野教頭により「コリントの信徒への手紙 1」(第12章4~11節)が朗読されました。クワイヤーによるアンセム「A Jubilant Gloria」(Mary Lynn LIghtfoot)、教頭の学事報告に続き卒業証書授与が行われ、一人一人の卒業生は自分の名が呼ばれると壇上に上がり鈴木校長から卒業証書が手渡されました。
引き続き表彰。例年通りビカステス記念賞、ソントン記念賞、チャンドラ記念賞、東京都知事賞、日本私立中学高等学校連合会会長賞、体育優良賞が贈られました。
校歌に続いて鈴木校長の式辞がありました。6年前を振り返り、この6年間の学校での出来事・行事などの中で、一人ひとりが香蘭女学校の生徒として学んできたこと、そしてこれから中高時代とは異なる新たな世界へ進んでゆくことへの希望を話してくださいました。
来賓のご祝辞は、立教大学総長の郭洋春先生からいただきました。郭先生は、香蘭女学校が大好きです!というお言葉から話を始められ、これから大学そして社会へ進んでゆく卒業生に向けて、勝ち負けが言われる社会において本当の勝者は他者にやさしい心が向けられる人であるというメッセージを力強く伝えてくださいました。
在校生総代の送辞、卒業生総代の謝辞(日本文と英文それぞれ一名)があり、続いて全員で恒例の英唱歌「Hallelujah」(G.F.Handel)を卒業生の指揮と伴奏により奉唱しました。卒業生にとっては香蘭生活最後の忘れがたいハレルヤでした。
高橋チャプレンの祝祷に続いて最後に聖歌521番を歌うとともに第127回卒業感謝礼拝は無事終わり、高等科3年生はそれぞれの道に旅立ってゆきました。