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全校生徒がイースター礼拝を捧げました
3月6日の大斎始日にささげられた礼拝以来、香蘭女学校はイエス様の復活に向けて、イエス様が苦難を引き受けられたことを思い起こして礼拝を守る期間、大斎節を過ごしてきました。そして復活日(イースター)を迎えることとなりました。
今年のイースターは4月21日。香蘭女学校では4月24日の朝の全校礼拝を、イースター礼拝として捧げました。
パスカル・キャンドル(復活のろうそく)から火をとり、祭壇のろうそくに礼拝奉仕の生徒が灯を点した後、アコライト・ギルドの生徒の先導によるプロセッション入堂が、音楽部の演奏、復活節の聖歌184番の奉唱とともに行われ、杉山修一チャプレンの司式により礼拝は始まりました。
詩編第118編14~17、22~24節に続いて、船越教頭による第一日課は「使徒言行録」第10章34~43節、「復活の歌」に続く高橋教頭による第二日課は「ルカによる福音書」第24章1~12節でした。
イースター・メッセージは、香蘭女学校の前チャプレンである日本聖公会東京教区高橋宏幸主教からおくられました。イエスの復活とは私たちが自分の居場所に戻り自分本来のあり方に帰ることなのではないか、過去に縛られた顔を現在そして未来に向けること。それは不安であるけれどもそこには人とのつながりが必ずあるということ、など心の奥底に深く染み渡るメッセージでした。
聖歌179番のあとは、これまで少しずつ貯めてきた一人ひとりのイースター献金が、各学年宗教委員の6名の生徒たちによってアコライト・ギルドの生徒に渡され、祭壇にささげられました。この献金は、「山谷・すみだリバーサイド きぼうのいえ」、「パレスチナ 子どものキャンペーン」にそれぞれ捧げられます。
高橋主教による祝祷のあと、最後に音楽部の演奏により聖歌170番を全員で歌って、本年のイースター礼拝は終了しました。