チャプレンメッセージ Message from the Chaplain
キリスト教信仰に基づいて建てられている香蘭女学校には、教会から派遣されて心の生活をわたしたちと共にしてくださる司祭がおられ、英語で「chaplainチャプレン」と呼ばれています。香蘭女学校で行われるすべては祈りに始まり祈りに終わります。一日の節目はもちろん、季節や暦の節目、行事や式日、式典、大小の会合・・・どんな時にも感謝と願いを「主イエス・キリストによって」祈ります。だれもが祈ることができ、集う人はひととき沈黙の中で祈りに耳を澄まし、神様と祈りで結ばれる者同士としてわたしたちはつながります。チャプレンはこの結びつきを束ねています。
わたしたちはさまざまな不安に揺れ動く日常を生きますが、チャプレンとの語らいに救われることを幾度も経験するでしょう。不完全なありのままの自分と向かいあい、克服する力は与えられるということに気づくでしょう。人とも自分自身とも、思いと現実が異なるところにこそ新しい出会いがあり、掛け替えないかかわりが生まれ、血肉となる学びがもたらされることを経験するでしょう。
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2022年01月01日掲載
温故知新 明けましておめでとうございます。香蘭女学校に連なるすべての方々の上に神さまの変わらない恵みが豊かに注がれ、良い一年となりますように。 誰かが時間こそ人類史上最も偉大な発明と言っていました...
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2021年12月01日掲載
「キリストの平和」 12月に入り、私たちは平和の君である主イエスの到来を待ち望むアドベントを過ごしています。この時期世界中の至るところでクリスマスイルミネーションが点灯されます。香蘭女学校のクリスマス...
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2021年11月01日掲載
光に顔むけよ 「努力は尊重されるべきであり、絶望から出発しなくても成功に至ることはできる。失敗を重ねても、退歩しているかのように見えても、やっている事が最初の思い通りに進まなくても、また元気を出し、勇...
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2021年10月01日掲載
「一人を大切にする」 ここ1~2年学校もコロナウィルスの蔓延によって翻弄されています。特に新たな変異株が子どもにも感染するということから、子どもにもワクチンを接種することの問題が話題になっています。そ...
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2021年09月01日掲載
キアバの微笑み 「平和を実現する人々は幸いである。その人たちは神の子と呼ばれる。」(マタイによる福音書5:9) ミャンマーで6か月以上一般の市民が軍人たちによっての犠牲になっていて心が痛ん...
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